Archive for 1月, 2013

ダンボールの誕生

Posted by: eiseisite

1月 24th, 2013 >> ダンボール

私達の身近にあるものの1つ、ダンボール。誰もが1度は触ったことがあるものだと思いますが、
いったい、いつ誰が、どのような目的で発明したのでしょうか。

19世紀後半のイギリスで、紳士のファッションとしてシルクハットが大流行しました。しかし、シルクハットは通気性が悪く、汗がシミになりやすい事が悩みの種でありました。そこで開発されたのがダンボールです。
1856年、エドワード・チャールズ・ヒーレイとエドワード・エリス・アレンの2名によって、通風を良くしたり、汗を吸収する為に作られたのです。

彼らは、むかし貴族が着ていた服の襟もとをヒントに厚紙に波状のシワ加工を施しました。この部分はフルートと呼ばれています。そのフルート部分を丸めて、ハットの内側に取り付けて、汗の吸収に使用したそうです。
これが、ダンボールの始まりとなったのです。

それからおよそ20年後の1875年、アメリカで火薬瓶やガラス瓶・ランプをくるむ為の
内装用緩衝材として加工され、利用されるようになりました。しかし、波状のフルートだけでは強度がないので、片側の面に、ライナと呼ばれる補強用のボール紙を接着しました。
この形が、現代にも引き継がれている「片面ダンボール」として利用されているものです。

どんなものにもはじまりがありますがダンボールのはじまりは意外なところからはじまったのですね。

ダンボールの強度について考える

Posted by: eiseisite

1月 10th, 2013 >> ダンボール

ダンボールを使用する際、大きさを気にして入手する人は多いでしょう。しかし、ネットなどで購入する時に「材質、K5」とか「厚み、BF(3mm)」など…専門用語が出てきて、疑問に思う人もいると思います。
ひとえにダンボールと言っても、形状・大きさ・材質・厚みなど用途によって使い分ける必要があります。

ダンボールの構造に着目してみましょう。

ダンボールというものは、3枚の紙から成り立っています。中心の波状の部分の材質を「フルート(中芯)」と呼び、それをサンドイットのように挟んでいる表と裏の部分の紙を「ライナー」と呼びます。

フルートは、衝撃の吸収と、圧力に対する強度を高める重要な役割をしている大切な部分です。
波状の高さによって区別されています。
一般的に良く利用されるダンボールは、5mmでAフルートといい、青果物の箱や引越し用の箱など、大抵のものにAフルートが使われています。その他に、瓶詰商品などに使われるBフルート(3mm)や、強度を最優先するWフルート(8mm)、ギフト箱などに使われるEフルート(1.5mm)などがあげられます。

ライナーは、フルートを保護する役割を果たしますが、ライナーの材質もしっかりしていれば、より強度なダンボールを選ぶことができるでしょう。
D4<C5<K6など、見た目には、あまり分かりませんが、強度が高いほど重くなります。

厚みと材質の組み合わせ方次第で、ダンボールの強度は変わってきます。

「荷物をたくさん入れたけれど、底が抜けた・潰れてしまった」などの失敗を防ぐ為にも、ダンボールを購入する際は、強度にも目を向けることを考えてみてください。