Archive for the ‘ダンボール’ Category

愛されるダンボール

Posted by: eiseisite

3月 21st, 2013 >> ダンボール

日本はダンボール使用率がとても高い国です。私たちは日常生活の中で、至る場面でダンボールを見かける機会が多いですが、どの業界がダンボールと密に関わり合いを持っているのでしょう。

ダントツの使用量を誇るのが、加工食品・飲食業界です。この業界だけで全体の約40%を占めていると言われています。インスタント食品・冷凍食品・お菓子・飲料水に至るまで、ありとあらゆる食品がダンボールに入れて輸送となるので、これだけ多くの割合を占めるのは、あたり前のことと言えるでしょう。

続いて青果物で、約12%の使用率になります。こちらもダンボールが多く使われているイメージがありますが、輸入物の増加や、作付面積の減少が原因で、以前に比べて少なくなりました。

ダンボールと言えば、引越し業界を連想する人が多いかと思いますが、3%と以外にも高くはありません。引越し業界では、使用後のダンボールを繰り返し使う=リユースの意識が強い為、このような割合なのかもしれませんね。

一方で、ライフスタイルの変化やインターネット利用者の増加にともない、通信販売や宅配は年々伸びている傾向にあります。
お店ではなく通販でしか買い物をしないという人も増えてきていますからダンボールはそれらのほとんどで使われていることでしょう。

このように、ダンボールは様々な業種の人達に愛され活躍し続けているのです。

リサイクル優等生

Posted by: eiseisite

3月 7th, 2013 >> ダンボール

時々、ダンボールに「ダンボール」と書いてあるマークを見かけることがあります。これは、「このダンボールはリサイクル可能」という意味を持つ世界共通のマークなのです。

読み終わって不要になった新聞紙や雑誌、使い終わったダンボールは、古紙といわれています。
ほとんどのダンボールは90%以上が、この古紙をリサイクルして作られているのです。

回収されたダンボールはリサイクルされ、新たなダンボールに生まれ変わります。ダンボールの原料は紙成分ですので、特別な薬品を使わなくても水に混ぜてほぐすだけですぐに繊維状になり、手間をかけずに再生可能となるリサイクルの優等生なのです。

使い終わったダンボールは、工場・小売店・スーパーはもちろんのこと、地方自治体、地域住民それぞれが協力し合い、分別し、古紙回収業者によって集められます。集められた古紙は製紙工場にてダンボール原紙が作られ、ダンボール工場で新しいダンボールが作られます。

こうように、ダンボールは回収率の高さもさることながら、しっかりとしたリサイクルの輪が確立されているおかげで、森林伐採などによる環境破壊を食い止めるべく、ダンボールはゴミとなることなく生まれ変わることができるのです。

ダンボールへのリサイクルの意識は非常に高く、みなさんもきっとリサイクルに出していることと思います。
そのなにげない意識が地球を守ることに繋がるのですね。

より強く…ダンボール改革

Posted by: eiseisite

2月 21st, 2013 >> ダンボール

一口にダンボールといっても、たくさんの種類があります。私たちが普段使用しているダンボールは、通称みかん箱という形状です。大きさ・強度もさまざまで、用途によって使い分けていることでしょう。

ダンボールの種類の中で、ひと際強度の強い「強化ダンボール」というものがあります。

あまり耳にする機会がないかもしれませんが、案外、私たちの暮らしの中にも存在しています。
その中でも、強化ダンボール家具が代表的です。その特性は普通のダンボールより遥かにすぐれています。

強化ダンボールは、普通のダンボールの約10倍の耐久性があります。大人1人が乗っただけでは壊れません。
素材が紙なので、軽く持ち運びにも便利です。その上、折り畳むことも可能なので、スペースを取らないのも魅力の1つです。
不要になった際も、リサイクル可能なのでゴミになることもありません。

また世界規格に対応しています。世界主要各国の政府関係諸規格に適合しているので、物流業界でも、軽量かつ強度・耐久性に優れている為、木箱の代わりとなり輸出梱包に利用されています。

世界規模で環境意識が高まっている中、日本でも強化ダンボールの利用が推進されています。

これから先、強化ダンボールを使って様々なものが活用されるようになるでしょう。
これもダンボールでできてるの!?という声もたくさん聞かれるかもしれませんね。

様々な活躍をみせるダンボール

Posted by: eiseisite

2月 7th, 2013 >> ダンボール

ダンボールは一般的に、「物を運ぶ為のもの」「物を保管する為のもの」として広く活用されています。
サイズも様々ありますし、耐久性に優れ、丈夫で持ち運びが便利であり、大抵のものは保管をする箱として使うこともできる便利なものです。

ダンボールをただ単に「厚紙でできた箱」と思い浮かべる人も多いかと思いますが、実はダンボールは色々な形に姿を変え、人々の役に立っているのです。

我が子の為にダンボールハウスや遊具を製作したことのあるお父さんお母さんもいることでしょう。
小さい頃に秘密基地などを作り遊んだ人もいるかと思います。ダンボールは子供の恰好の遊びの
材料に早変わりです。

ダンボールをアートの世界で活用する人もいます。オブジェを作製してみたり、壁にアートを施してみたりして、ユニークな発想・人間の想像力は無限に広がります。

ダンボールでできた家具もあります。強化ダンボールを使っているので、木材と同じくらいに強度があり、仮に大人が乗ったとしても壊れることはありません。軽くて丈夫な素材なので、安心できるエコロジーな家具として、重宝されています。

このように、子供から大人まで世代を超えて、ダンボールは愛され使われているのです。

一般的にダンボールは家庭や学校、職場などで使われとてもポピュラーなものです。
それだけ一般的に浸透してる存在だということですね。

ダンボールの誕生

Posted by: eiseisite

1月 24th, 2013 >> ダンボール

私達の身近にあるものの1つ、ダンボール。誰もが1度は触ったことがあるものだと思いますが、
いったい、いつ誰が、どのような目的で発明したのでしょうか。

19世紀後半のイギリスで、紳士のファッションとしてシルクハットが大流行しました。しかし、シルクハットは通気性が悪く、汗がシミになりやすい事が悩みの種でありました。そこで開発されたのがダンボールです。
1856年、エドワード・チャールズ・ヒーレイとエドワード・エリス・アレンの2名によって、通風を良くしたり、汗を吸収する為に作られたのです。

彼らは、むかし貴族が着ていた服の襟もとをヒントに厚紙に波状のシワ加工を施しました。この部分はフルートと呼ばれています。そのフルート部分を丸めて、ハットの内側に取り付けて、汗の吸収に使用したそうです。
これが、ダンボールの始まりとなったのです。

それからおよそ20年後の1875年、アメリカで火薬瓶やガラス瓶・ランプをくるむ為の
内装用緩衝材として加工され、利用されるようになりました。しかし、波状のフルートだけでは強度がないので、片側の面に、ライナと呼ばれる補強用のボール紙を接着しました。
この形が、現代にも引き継がれている「片面ダンボール」として利用されているものです。

どんなものにもはじまりがありますがダンボールのはじまりは意外なところからはじまったのですね。

ダンボールの強度について考える

Posted by: eiseisite

1月 10th, 2013 >> ダンボール

ダンボールを使用する際、大きさを気にして入手する人は多いでしょう。しかし、ネットなどで購入する時に「材質、K5」とか「厚み、BF(3mm)」など…専門用語が出てきて、疑問に思う人もいると思います。
ひとえにダンボールと言っても、形状・大きさ・材質・厚みなど用途によって使い分ける必要があります。

ダンボールの構造に着目してみましょう。

ダンボールというものは、3枚の紙から成り立っています。中心の波状の部分の材質を「フルート(中芯)」と呼び、それをサンドイットのように挟んでいる表と裏の部分の紙を「ライナー」と呼びます。

フルートは、衝撃の吸収と、圧力に対する強度を高める重要な役割をしている大切な部分です。
波状の高さによって区別されています。
一般的に良く利用されるダンボールは、5mmでAフルートといい、青果物の箱や引越し用の箱など、大抵のものにAフルートが使われています。その他に、瓶詰商品などに使われるBフルート(3mm)や、強度を最優先するWフルート(8mm)、ギフト箱などに使われるEフルート(1.5mm)などがあげられます。

ライナーは、フルートを保護する役割を果たしますが、ライナーの材質もしっかりしていれば、より強度なダンボールを選ぶことができるでしょう。
D4<C5<K6など、見た目には、あまり分かりませんが、強度が高いほど重くなります。

厚みと材質の組み合わせ方次第で、ダンボールの強度は変わってきます。

「荷物をたくさん入れたけれど、底が抜けた・潰れてしまった」などの失敗を防ぐ為にも、ダンボールを購入する際は、強度にも目を向けることを考えてみてください。

ダンボールと環境問題

Posted by: eiseisite

12月 27th, 2012 >> ダンボール

リディース、リユース、リサイクルという3つの言葉をご存知でしょうか?環境への負担を軽減し、限りある資源を大切に使うことで、ごみを減らすという目的に向けた標語です。
エコロジーが世界規模で意識されている中、積極的にエコライフに取り組んでいる方も数多くいることでしょう。

「使い捨て製品の使用を見直し、ごみの量を減らす(リデュース)」
「繰り返し使う。再利用する。(リユース)」
「再原料化や熱化として、再生利用する。(リサイクル)」

この言葉を3Rといい、行政・事業者・個人の多くの人々が、状況に応じて使い分け、この3Rの取り組みに関わっています。

役目を終えたダンボールも、そのほとんどが古紙回収されて、新たに生産されるダンボールの主原料として、何度もリサイクルされ生まれ変わるのです。
日本のダンボールのリサイクル率は100%に近いと言われ、地球環境保全のために大きく貢献しています。

ダンボールのリサイクルは、個人には直接関係ありませんが、利用したダンボールに付いてある粘着テープや宅配便の伝票、ワイヤーなどを取り除いてから回収してもらうことで、
私たちも環境問題と向き合っているのではないでしょうか。

地球を守る、環境を守るというのはこれからの生きていくためのルールと考えて良いかもしれませんね。
ダンボールを再利用することも地球の環境を考えたエコ活動のひとつです。

ダンボールが生まれる前のお話

Posted by: eiseisite

12月 13th, 2012 >> ダンボール

現代において、ダンボールは私たちの暮らしにかかせないものとなりました。ダンボールは1909年に井上貞治郎の手によって誕生しましたが、
ダンボールがまだ日本になかった時代は、いったいどのように物を運んでいたのでしょうか。

ダンボールが誕生する以前、使用されていたのは主に木箱でした。
しかし木箱は丈夫なのですが、どうしても重たくなりかさばります。木箱を製造することにも時間がかかったことでしょう。
ダンボールが普及されたことにより、木箱による問題点が改善されたといえます。
重量のある製品においても、強化ダンボールに転換することによって、Co2の削減、軽量化を行うことで運賃コストの削減にもなりました。
現在も木箱は利用されますが、その多くは贈答品などダンボールよりも格の高い梱包品として取り扱われたり、インテリアとして利用する人がほとんどで、運搬の為という目的で使われることは、ほぼなくなりました。

戦後の高度経済成長とともに、ダンボールの需要も高まり、生産技術の進歩・品質の向上に繋がっていき、それと同時に木箱の存在意義が薄れていきました。

今やめったに見ることのなくなった木箱なのですが、日本の産業を支えてきた昔懐かしい日本の文化の立て役者と言えるのではないでしょうか。

ダンボールができるまで

Posted by: eiseisite

11月 29th, 2012 >> ダンボール

暮らしの中の様々なシーンで活躍するダンボール。引越しの際に購入したり、スーパーなどに置かれているものを貰ってきたりして、日常生活において何気なく利用している、普段あまり気にとめないけれど、無くては困るものですね。
そんな身近な製品、ダンボールはどのような技術によって生産されていくのでしょう。

ダンボールの原紙は、主に99%が古紙です。古紙は使い終わった新聞や雑誌、ダンボールくずからできています。
この古紙を水に溶かし混ぜ合わせ、かくはんし繊維をほぐします。その過程で異物を取り除きます。
そして水分を除去し原料を濃縮し、コンベアーに吹き付け、ローラーを高速で回転させることによって、更に脱水します。ダンボールは丈夫さが要求させるものなので、3~6層に重ねて厚い紙にして乾燥させます。
波状の中しんを成形し、平らな原紙(裏ライナ)を貼り合わせ、使用するダンボールの形・大きさにカットしてから糊づけ・塗装して完成します。

近年における日本のダンボールの生産技術は素晴らしいもので、全ての工程をコンピューターを用いて管理を一元化し製造されています。
圧縮試験を行い強度を検査し、品質の良いダンボールが作られているのです。

普段何気なく使用しているダンボールですがそれぞれの用途に合ったものが使われていて種類があるのですね。

コスト削減とエコロジー

Posted by: eiseisite

11月 15th, 2012 >> ダンボール

パレットというものをご存知でしょうか?多くの人は、あまり馴染みのないものなので、どういうものなのか…疑問に思うことでしょう。
パレットとは、荷役・輸送・保管するために単位数量にまとめて載せる台に使用する、すのこ状の板のことです。

工場やコンテナ、トラック、倉庫などで、荷役作業を効率的に行うために、パレットに荷物を載せ、穴になっている部分にフォークリフトなどの爪を差し込んで持ち上げ運びます。
木製パレットが一般的ですが、他にも合成樹脂パレット・金属製パレット・プラスチックパレットなどがあげられます。

さらに、燻蒸処理が必要・廃棄コストがかさむなど、多くの問題点があげられる木製パレットに代わり、ダンボールパレットも普及されてきました。

ダンボールパレットは、害虫やバクテリアが発生しないため、輸出の際の燻蒸処理が不要です。紙素材ですので、もちろんリサイクルが可能であり、そのまま古紙回収に出せます。重量は木製パレットに比べて1/3以下ですので、作業効率も飛躍的UPします。運賃コストの占める割合の大きい物流業界において、軽量化を行うことにより、コスト削減にも繋がります。

平成20年4月、木製パレットは産業廃棄物になりました。今後あらたに木製パレットを購入すると、パレット代に産廃処理費用が上乗せされ、通常価格の約1.5倍の単価になります。
環境面においても、コスト面・処分時に費用が発生しないダンボールパレットの導入普及の促進が図られています。