命をつなぐダンボール

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8月 8th, 2013 >> ダンボール

さまざまな場面でダンボールは使われています。食品をはじめ、農産物や陶器・電化製品などの生活用品、
工業製品や宅配・引越しにいたるまで、ダンボールは私たちの快適な暮らしの中で、しっかりと支えてくれています。

それだけではありません。時としてダンボールは、人と人とをつなぐ命の架け橋になる存在でもあるのです。

日本は、世界でも有数の地震大国です。大正12年に起こった関東大震災をはじめ、
阪神・淡路大震災、そして記憶に新しい東日本大震災。

救援物資を必要とする人々が大勢いました。現地に出向き支援をおこなう人も大勢いました。
そういった時に、ダンボールは重要な役割を果したのです。
支援者から救援をもとめている人へ、救援物資を詰めて被災地へと集められたのです。

ダンボール製簡ベットも作られました。避難所生活を送る上で、少しでも安らかに休息できるために
大量供給されたのです。
また、生活の中で重要なトイレも、ダンボールで簡易的に作られ人々の役に立ったといいます。

世界中どこかの国々でも救援物資を必要としている人がいます。国から国へと渡り
ダンボールに入れた救援物資が運ばれているのです。

普段なにげなく利用しているダンボールですが、災害時にも力を発揮するという点において
あらためてダンボールの存在価値の重さを感じられますね。

日本を支えるダンボール産業

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7月 25th, 2013 >> ダンボール

生活の中に溶け込んでいるダンボール。さまざまな工夫を凝らし時代にあったニーズに応え、
流通を中心として日本経済を支えています。いまや私たちの暮らしとは切っても切り離せない存在になりました。

ライフスタイルの変化に合わせて、ダンボールの需要は、ますます伸び続けています。
統計的にみると、ダンボールは年間1人あたり150個使っている計算になるといいます。
意外な数値ですが、それだけダンボールというものは日本の流通が発達し、
私たちの日常生活に自然と溶け込んでいるのです。

では日本には、どれだけのダンボールに関する企業が存在するのでしょう。

日本の企業は、総務省が公開している統計では平成21年度の時点では総事業所数は604万3000社におよぶといいます。
従業者数は6286万1千人です。
その内、製造業は53万6773社あります。製紙業界企業数としては、原紙メーカーが約80社、シートメーカーが約300社、
ボックスメーカーが約3000社になります。
近年、大手製紙各社は海外市場への開拓するべく模索しています。

たくさんの企業が日本経済を支え、多くの従業者の手によって、日々ダンボールが生産されています。
日本で1年間に生産されているダンボールの面積は、約130億?になるといいます。
これは、東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県合わせての面積とほぼ等しいのです。
こうみると、いかにダンボールが生活に密着し利用され続けているのか分かりますね。

人に優しいユニバーサル

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7月 11th, 2013 >> ダンボール

ユニバーサルデザインとは何でしょう。ユニバーサルとは、「すべての人に使いやすく」を目的として物を作るはたらきのことです。
カラーユニバーサルデザイン・ユニバーサルサウンドデザインと、分野によって名称も違いますが、老若男女・障害や言語・国籍の違いなどを問わず、利用することができる施設・製品・情報のデザインのことをいい、様々な分野で積極的に取り組みをしています。

ダンボールも例外ではありません。すべての人が扱いやすいようにデザインに工夫が施されて実用化されています。

まずは、視覚表現でのユニバーサルデザインです。文字を読まなくても、誰にでも理解できるようなマークなどが印刷されています。

形態でのユニバーサルデザインも重要です。組み立てやすい・取り出しやすい・開けやすい…色々とあります。いくつかのデザインに着目してみましょう。

カッターナイフを使わずに、テープを簡単にはがせ開けやすい「アラジンオープン」
中身を傷つける心配がないという利点もあります。

ジッパーがあって開けやすい「ラップロック」
蓋を押しこむだけでロックできる優れものです。

蓋の一部を折り曲げて、ケースの外側に固定できる「スーパーカット」
蓋が元に戻らないので、中身が取り出しやすくなっています。

近年、急速な高齢化が進んでいます。バリアフリー化の取り組みも進んでいますが、中にはバリアフリーに対して抵抗を持つ人もいるかもしれません。
どんな人でも公平に使え、使い方が簡単であること。誰もがさりげなく利用できる「ユニバーサル」は
これからの日本社会に対して大切な要素だといえます。

優れた機能性ダンボール

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6月 27th, 2013 >> ダンボール

日本におけるダンボールの使用量は、とても高いもので、1人あたり1年間で150箱も使用してる計算になります。食品・家電などの生活用品から、工業製品や引越しまで。様々な分野でダンボールは活躍しています。

私たちの暮らしの中で最も多く使用されているダンボールはA式で、通称「みかん箱」と呼ばれています。価格も安く、高い強度を誇るので、大小さまざまな荷物に利用されています。

一昔前は、クッション材に発砲スチロールを使っていましたが、現代ではパソコンや家電製品のクッション材にもダンボールが使われています。

魚などを輸送する際は、高い耐水性を持つ耐水ダンボールが活躍します。
特殊な保冷塗工剤でコーティングしたダンボールは、青果物・水産・畜産加工品、酒類などの保冷輸送に便利です。
青果物の呼吸や水分の蒸発を防ぐ、防湿ダンボールというものもあります。

静電気の障害の起こりやすいエレクトロニクス製品には、導電性ダンボールが最適です。
ダンボールに特殊な薬剤を混合したインクやニスを塗工することにより、虫を寄せつけなくしたり、侵入を防ぐ、防虫ダンボールも性能バツグンです。

多彩な機能を持つダンボールは、さまざまな場所で利用されています。もしダンボールが無くなるとしたら、その代わりになる梱包資材を見つけるのは大変な事です。
もはやダンボールは、私たちの暮らしに欠かすことができない大切な存在なのです。

日本のダンボールの歴史

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6月 13th, 2013 >> ダンボール

私達の暮らしの中の、様々な場面で活躍するダンボール。多くの方が1度は触れたことがあることでしょう。
そんな生活の名脇役として存在するダンボールですが、日本で利用しはじめたのは、いつの頃なのでしょうか。

1856年にイギリスで誕生したダンボールですが、日本には20世紀に入ってから製造技術が伝わりました。
明治時代の日本においては、ブリキに段をつけるロールにボール紙を通した物が作られており、一般に電球包み紙と呼ばれていましたが、外国製のものは、ごくわずかしか輸入されなく、当時これを「なまこ紙」と呼んでいました。1909年、実業家の井上貞治郎が、このなまこ紙を国産化しようと考えました。そして電球保護用の包装紙として製造することに成功したのです。試行錯誤を繰り返し、ダンボールの実用新案特許を取得しました。ダンボールという名も、井上氏によって命名されました。

日本のめまぐるしい発展と共に、ダンボールの需要も増え、始めは小型だった製造機械も、徐々に大型化し、良質な製品を大量生産できるようになりました。ダンボールに印刷する技術も開発され、広告としての目的も兼ねるようになりました。
現代では、全工程をコンピューターで管理し製造されています。

日本の産業界において、物流を中心として、様々な分野で活躍しています。華やかなものではないですが、ダンボールの存在価値はとても高いものではないでしょうか。

流通とダンボール

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5月 30th, 2013 >> ダンボール

世界における日本のダンボール生産量は第3位です。食品業界をはじめとして、輸送・保管目的として、暮らしのあらゆる場面で多くのダンボールが活躍しています。
生産量は3位ですが、品質においては世界一と言われています。

世界的にみるダンボール事情は、どのようになっているのでしょうか。

生産量1位は中国です。ここ最近で中国のダンボール生産量は急激に伸びてきました。その背景には、国内で生産された商品を海外へ輸出する為の梱包材として必要になったことがあげられます。

第2位は、アメリカです。紙消費大国でもあるアメリカでは、大量の中古ダンボールの売買が行われる様になりました。約40年前の時点では、1人当たりのダンボールの消費率は80?(約24坪)だと言われていました。

生産量に関しては、中国が群を抜いてトップですが、原紙となる古紙がなく、他国からの輸入によって左右されるので、供給は不安定な状態です。カットや形もいい加減で質が悪いのですが、中国製のメリットは安さなので、日本の質のいいダンボールよりも売れている現状です。

ダンボールは、世界事情からみても欠かせない大切なものですが、森林伐採が頻繁に行われ
環境破壊に繋がり、強いては近年における天災も深刻な問題になっています。
その為、各国で環境問題に向き合い、エコやリサイクルに力を注いでいます。

人にも環境にも優しいダンボール

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5月 16th, 2013 >> ダンボール

ダンボールといえば、みかん箱を想像する人も多いことでしょう。一昔前のダンボールは、その多くはワイヤー(金属ステープル)で閉められていました。
金属ステープルは、開け閉めが大変であったり、外れると梱包物に混入する・使用後はゴミになるなどの問題点がいくつかありました。
近年、金属ステープルや粘着テープがいらない、人にも環境にも優しいノンステープル形式のダンボールが積極的に開発されています。

はさみ形に加工した蓋をはめ込むタイプは、「かにかにロック」と呼ばれています。底抜け防止効果が高く、野菜・果物などのダンボール箱として使われています。

「カインドロック」とは、中身の重さを効果的に利用して蓋をするタイプです。差し込んだ蓋を商品がおさえ込むことで、底抜けを防いでくれる優れものです。

満杯に中身を詰め込み、蓋が盛り上がったとしても、商品を傷めずに閉じる事ができるのが「スライドロック」です。レタスやキャベツの運搬に最適です。

他にも様々な名称のノンステープルのダンボールが存在します。

ノンステープスの高い技術は、ありとあらゆる荷物に対して適応しつつあります。
重量があるものに対しては、まだまだ課題はあるものの、これからも発展していくことでしょう。

上質なダンボール

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5月 2nd, 2013 >> ダンボール

ダンボールは、大小さまざまな大きさのものがあり、強度・形も色々あります。安さ重視なものから、上質な素材を使い手間をかけている高価なものまで多種多様です。

贈答品や引き出物などに使われるダンボールは品質の良い紙質を使い、表面に貼る紙においても、光沢・和紙・木目調、ありとあらゆる素材を用いています。表面には印刷したり特殊加工を施したり、高級感をかもしださせます。

用途によっても様々です。日本酒の箱1つにとっても、中身は大した値段でなくとも、箱が立派だと
日本酒もそれなりのものに見えてくるものです。

ギフト券1枚にしても、紙自体は薄っぺらく、何となく寂しいものに感じられる人も中にはいるでしょう。専用の箱で梱包すると、重厚感あふれる贈答品にぴったりに見えます。

ブランド物の財布の箱などにおいては、ダンボールには到底みえません。箱の中身は勿論高価ですが、箱自体も立派に存在価値のあるお洒落なものです。
勿体なくて処分することができなく、そのまま保管する人も多いのではないでしょうか。

大切な人にプレゼントを贈る時は、中身だけを重視してしまいがちですが、梱包にも目を向けこだわってみることも、物を贈ることの楽しみの1つになるかもしれません。

Cフルートでエコしましょう

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4月 18th, 2013 >> ダンボール

フルートとは、ダンボールへの衝撃の吸収と、圧力に対する強度を高める重要な役割をしている大切な部分です。
日本では、Aフルートのダンボールが一般的ですが、世界ではAフルートよりも薄い、Cフルートの方が多く作られ流通されています。

なぜ、世界ではCフルートが主流となっているのでしょうか?

Aフルートは、段の高さが5mmとなっています。それに対してCフルートは、1mm薄い4mmなのです。AフルートとCフルート、同じ枚数を積み上げたとすると、高さに違いが出てきます。したがって、積載効率が向上したり保管スペースを約20%節減することができるのです。

更に、Cフルートに転換することで、ダンボールは軽量化され、生産・保管・輸送などで排出される、地球温暖化の原因となるCO2の削減効果が期待できます。

印刷や、加工しやすくなるので、ダンボールの品質が向上するといってもよいでしょう。

AフルートからCフルートへ転換することで、省資源・省エネルギーになって、地球環境を守ることになるのです。

地球温暖化対策が世界的にとりあげられてる中、近年の日本でも環境負担軽減に向けて、Cフルートに切り替わりつつあります。

環境保護を考えてダンボールを選択する時代になってきています。
みなさんも自分の使うダンボールはどんなダンボールか一度見てみて意識してみてください。

意外なダンボールの資源

Posted by: eiseisite

4月 4th, 2013 >> ダンボール

日本のダンボールの原紙は、90%が古紙でできていると言われています。環境負担の軽減を考え、資源を再生利用し、地球にやさしいエコなリサイクルとして代表的な製品です。
このリサイクルに重要となる古紙とは一体どのようなものがあるのでしょう。

読み終わった新聞紙や雑誌などを連想される方が多いと思います。他にも使用済みのダンボールや
ダンボールを作る時に出る切れ端なども再生利用されます。

一風変わったところで、「日本銀行券」いわゆるお札も、ダンボールの資源として有効的にリサイクルされます。
日本銀行で発行された紙幣は、約2年間社会に出回り、人々の手から手へと渡り歩きます。ぼろぼろになって使用不能となり、流通に適さなくなった古札は、日本銀行で「無効券」と呼ばれます。
機械で細かく裁断され、約7割は一般廃棄物として焼却処分されてしまいます。残り3割は再生紙として生まれ変わりますが、2年もの間、人の手垢にまみれてきた為、再生紙としては最低ランクだそうです。
その大半がダンボールの芯としてしか利用価値はないといいます。

古くなったお札はどこへ行くの?お金について学べる「夏休み親子教室」を開催している自治体もあるようですよ。

私たちの暮らしのいたる所に存在するダンボール。もしかしたら、紙幣の塊でできているのかもしれません。
そう思うと、ダンボールの見方が少しだけ変わる様な気がしますね。

ダンボールには様々な古紙が使われているのです。